自作系ブログですが、ボードの組み方も自作の一環だと思っている私です。
楽器屋さんに頼むといい感じに組んでくれますが、如何せん手数料がかかってしまいます。でも自分で組んでしまえばタダです!
組むしかないですねこれは。
今回はボードの大きさの決め方に絞って、手順を追ってお伝えしていきます。
ボードの種類
そもそもエフェクターボードと言っても色んな種類があります。よくある蓋つきのボードだったり、最近はなるべく小さくシンプルにということでスノコタイプなんかも流行りです。
●強度
スノコには金属製のものと木製のものがありますね。強度はお察しの通りですが、木製でも強く踏まなければ結構頑丈ですし金属製より軽いです。
でもやっぱりコンパクト数個に留めた方が良いでしょう。現場でボードが割れてしまっては大変です。
でも木製なのでホームセンターで木材を買ってくるか、スノコのまま買ってくればかなり安く簡単に作れてしまう点は魅力的ですね。
金属製はかなり頑丈ですし、ボードの裏面が空いているのでパワーサプライや配線を収納出来て配線も簡単、と人気な理由が分かります。価格はピンキリですが、蓋つきと同じかそれより安いぐらいなので比較的リーズナブルです。
スノコ型は持ち運ぶためのギグバックを買わないといけませんね。市販なら大抵付属しています。
蓋つきの一般的なボードもまた価格も強度もピンキリだったりしますが、頑丈な傾向にあります。
AmazonのKCというエフェクターボードは安いですね。私も三つほど買ったことがありますが、値段の割に頑丈でなかなか良かったです。サイズも豊富ですし、安く済ませたいならこれが一番コスパいいですね。現在もサブボードで愛用しています。
プロ御用達のアルモアです。過酷な現場ではアルモアなんかのメーカー品がいいでしょう。ただ重いのが玉に瑕ですかね(;^ω^)
私のメインボードのアルモアは横幅1100ぐらいあるのでだいぶ重たいです…
まだ持ち運べますが、年を追うごとに縮小していくのかもしれませんね…
サイズの決め方
ボードのタイプを決めたらいよいよ本題のサイズの決め方です。
いやいや、サイズぐらい感覚で分かるよ
と思う方多いでしょう…
多分一度ボードを組んだことは経験したことがあると思いますが、そう上手くはいかないものです。
自分でボードを組む場合楽器屋に手持ちのエフェクターを全て持ち込むわけにもいかないので(持ち込む方もいるかもしれませんが)おおよそで選ぶことになりますよね。
採寸しましょう。
採寸しないと本当に痛い目見ます。サイズが合わなくて買い直しって結構あるんですよ。
★ポイント
●ボードに入れるエフェクターは予め全て揃えておく。
新品で全て買い揃える方はあまり関係ないですが、中古で買い揃える方だと安く売りだされたタイミングで買いたいけどボードも早く組みたい、ということでエフェクターを揃えず組もうとする方がいます。
配線のスペースが微妙だったり、エフェクターの配置を変えたくなるなんてのは絶対と言っていいほどあるので必ず実機は買い揃えましょう。
●エフェクターを買い揃えたらボードに入れる順に並べる。
リビングや自室でもいいので、ある程度スペースがある場所にボードを想定して並べてみましょう。いわゆる仮組みに近い形にします。エフェクターが少ない方は正方形気味の長方形、多い方は長方形を意識して並べましょう。
配線のスペースだったりもあるので、使用するパッチケーブルを数本持っておいて隙間に収まるかも見ておきましょう。
ここで踏みやすさだったりも見ていきます。スイッチャー系は端に寄せてペダル系は踏みやすいよう前段に持ってきた方がいいですね。
ちなみに大きなシステムを組む方はジャンクションボックスを使う場合、ジャンクションボックスとパワーサプライなどの電源系の位置はなるべく離しましょう。
ノイズの原因になります。
●採寸
並べ終わったらメジャーで縦横と、一番背丈のあるエフェクターを採寸しましょう。エフェクターを乗せる台を使う方は高さのチェックは重要です。
この辺がポピュラーですね。ペダルライザーと調べれば他にも出てきます。使う場合は台の高さも含めましょう。蓋つきは結構内寸高さが無いことが多いので注意です。
おおよそ採寸出来たらそれより一回り大きいボードで探します。
ピッタリのサイズだと配線がし辛かったり、エフェクターの入れ替えに対応できなかったりするので少し大きくなっても一回り大きめを選びましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでする必要あるの?と思うかもしれませんが、エフェクターボードの自作で詰めが甘いと最悪ボード買い直しなんてことになるので詰められる場所は詰めた方がいいです。
ちゃんとすればするほど綺麗なボードになるのでそれを目標に頑張りましょう(;^ω^)
最後まで読んでくださってありがとうございました(^▽^)/
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