溜まっていた依頼が全て終わったので自分からも何かエフェクターを販売しようかなと思っていた矢先、怒涛の依頼4件が舞い込んできて冷や汗タラタラな私です(;^ω^)
一日で4件は初めてですが、作業内容はさして大変でないものが多かったのが幸いです。
本業の傍ら製作している私としては過労死してしまわないよう調整が必要です。
依頼を受けたのはファズフェイス系ファズ、オートワウ、ループボックス、JHS Supervoltの4つですが、ファズは記事にしても大して書くことはないというか既に記事にしているのでオートワウだけ記事にしようと思います。他ももしかしたらするかもしれませんが…
本題のオートワウですが依頼者の方はオートワウを半ワウのようにして使う、とのことなのでオートワウというよりはフィクスドワウですかね。
オートワウとエンベロープフィルターは日本でも海外でも混用されていて、オートワウの場合周期的にかかるエフェクターもあるので今回のような帯域を固定して使うエフェクターならフィクスドワウということになります。
まあどっちでもいいんですけどね。文面だとやり取りしにくいので私は使い分けています。
イメージの音はFat 515.Wというエフェクターだそうで、貴重なだけあって回路図は出ていませんでした。と言ってもワウの帯域が出せればいいので基本的なフィクスドワウの回路を元に設計してみました。
ベースだと帯域の関係で結構凝った設計が必要なんですが、ギター用だと少し回路の知識があれば作れてしまうのでおすすめです。
こんな感じで完成です…
以前スチームパンクっぽくこれと似た見た目でTSV-808を作ったんですがなかなか好評で、作るのは大変ですが結構依頼が来ます。
左がボリュームで右が帯域の増幅度合を調節するツマミです。
裏蓋を開けるとブーストする帯域のピークを変更出来るようにしてあります。
ちなみに天板はコンパウンドで磨き上げてあります。なんだかスチームパンクというよりは近未来な感じの見た目です。やっぱりツマミが少ないからか、スタイリッシュでこれはこれで悪くないというかむしろ好きですね笑
そんなわけでぼちぼち作っていこうと思います。
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