今回はパワーサプライについて紹介していきます。
タイトル通りパワーサプライって超重要なんですよ。
システムを組む上で電源は全ての元になる部分ですからね。寧ろ重要じゃないわけが無いんですよね。電源は人間でいう血液みたいなもので、汚れていればそれだけノイズも乗るし本来の動作が出来ないのは勿論、いくら高い機材を揃えようが電源が粗悪だともったいなさすぎます。
パワーサプライ
電源機材というのは単純に性能比較ができる機材です。エフェクターと違って優劣はノイズが乗るか乗らないか。
デジマートや楽器屋の記事でどこどこのパワーサプライがどうだのという記事をよく見ますが、性能の測定方法を知らないか比較してしまうと売り上げが偏ってしまうからでしょう。
というわけで私がおすすめするパワーサプライはたった一つです。
Voodoo Labです。
Strymonでもバイタルオーディオでもありません。同価格帯のストライモンはノイズが出ます。実際海外のプロギタリストの方が使用してノイズが出たのでVoodoo Labに変えたという話もあります。
それにプロギタリストの方のボードを組む時も特に指定が無ければVoodooで組みます。
「プロギタリストと同じのじゃなくていいし!」
という声が聞こえてきそうですが、電源に関してはそうも言えません。趣味でも本気でギターをやりたいという方や、バンドを組んでこれからも長くやっていきたいという方は電源は絶対に良いものにすべきです。
あと私の持論ですが、電源に関しては最初から一番いいやつを買うのが一番安上がりになります。大きなボードを組む方はなおさらそうだと思います。下手な電源を使うと無視できないレベルのノイズが出るので買い替えざる負えないのです。
一応私のボードはかなり大きい部類に入りますが、アイソレートされていない中華のパワーサプライとVoodooを比べた時、差は圧倒的でした。そもそもアイソレートされていないと話にならないレベルでノイズが出ます…
しかもVoodooはトロイダルトランスなので殆どノイズが乗りません。
ちなみに私はサブボードで4×4を使っています。メインボードの電源は勿論自作ですが、バッテリー式で重くサイズもそこそこあるので小さなライブだったりはサブボードで済ませていたりします。
そういえばpedal power 3が出たそうですが、まだサウンドハウスさんには置いてないみたいですね。ただ定格電流的にかなり大きいボードの方向けだと思います。よほどのことが無い限り2かISO5で大丈夫でしょう。
電源タップ
ボードにLINE6のhelixやBOSSのGTなどのマルチエフェクターを組み込んでいる方は電源タップを使っていると思います。
でもそれ、ノイズフィルター付いていますか?
家電量販店やホームセンターで売られている家庭用電源タップを使っている方を見かけますが、マルチを組み込んでいる方は特にデジアナ混在(正確にはデジアナ混在が悪いわけでは無いです)しているのでノイズが酷いです。
パワーサプライはアイソレートの安いのを買ったとしても、電源タップだけはノイズフィルター付きにしましょう。これだけでかなり変わります。
FURMANは安くて良いですね。
形状はボードに合わせて選びましょう。2列は大きめのボードでないと厳しいです(;^ω^)
ハイエンドだとoyaideですね。これはプロの中でもかなり電源にこだわる方が使う印象です。コスパならFURMANですかね。
★小ネタ
オーディオ用のノイズフィルター付き電源タップで家電に給電すると、なんと性能が上がるそうです。まあ原理的には確かに考えられますが、本当に性能がアップするというのは面白い話ですよね。
元ネタはオーディオ用電源タップと調べると予測で炊飯器と出てくるのでそれです。タイトルで既に面白いですね。
何でもオーディオ用電源タップで炊いたご飯はおいしいんだとか。
皆さんも買ったら是非やってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
しつこいようですが、電源だけは絶対妥協しないようにしましょう。
高くても値段分の性能は実感できるはずです。特にノイズに悩んでいる方は真っ先に買うべきは電源機材です。ノイズに悩んでいなくても、電源を変えるとこんなにノイズが出ていたのかと分かることもあります。
次回は電源の配線方法について解説しようと思います。電源の機材を買い揃えても配線が雑だとノイズの原因になりかねません。
最後まで読んでくださってありがとうございました(^▽^)/
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