【製作編】初期Proco RATの自作について

ディストーション

あれ、このブログディストーションのカテゴリすら無いんだけど、とブログを開設して5ヶ月ぐらいを迎える本日気が付きました。

という事で今回はディストーションといえば!と聞くと、

「ラットォォォォォォ!!」

と、渋いおじさん達から熱い声援が帰ってきそうな、ディストーションの名器Proco RATの自作について紹介しようと思います。

実を言うとRATって作ったことがないんですよね。

あの値段なら買うっていうのもありますが、特にRATが好きというわけでも無かったので作る理由が無かったです。

かなり昔にRATの改造か何かで相談を受けた事がありますが、RATの自作に関する問い合わせはそれっきりです。

私に限らず自作する人が少ないんですかね( ̄▽ ̄;)

とは言え自作ブログでRATは避けて通れぬ道かもしれないという事で紹介します。

一応かなり昔のエフェクターなので自作すれば単純に高性能化、設計ミスの改良も可能です。

パーツリスト

抵抗

  • 47Ω・・・2個
  • 560Ω・・・1個
  • 1k・・・2個
  • 1.5k・・・1個
  • 4.7k・・・1個 LED保護抵抗
  • 10k・・・1個
  • 100k・・・2個
  • 1M・・・3個

コンデンサ

  • 30p・・・1個 セラミック
  • 0.001μ・・・1個 フィルム
  • 0.0033μ・・・1個
  • 0.022μ・・・1個 フィルム
  • 1μ・・・1個 電解
  • 2.2μ・・・1個 電解
  • 4.7μ・・・2個 電解
  • 100μ・・・1個 電解

電解多いですね。コストカット故の選択でしょう。

回路図通りだとこのパーツですが、この辺は自作するならパーツの選択次第で高性能化出来る部分です。

自作するなら是非やってみましょう。

それと諸定数に色々疑問を感じる回路です。回路解説記事も上げる予定なので一旦そちらをご覧頂いてから自作されるのをお勧めします。

多分今出ている回路図は同一の回路図を書き写しただけだと思います。見た限り全部間違っています。後期のRATなら間違っていない回路図もあるみたいですが、RATにあまり詳しくないので年代とかもよく知らないんですよね。

ダイオード

  • 1N914・・・2個
  • 1N4001等・・・1個

IC、半導体

  • LM308・・・1個
  • 2N5458・・・1個

製造中止になって久しいですが、LM308ってまだあるんだっけ?と思って検索するとやはり無いですね。

わざわざこの素子に拘る必要性は無いですし、単純に性能向上を考えると071や4558辺りの汎用オペアンプでも大丈夫です。

308はオフセットが優秀なオペアンプですがRATの回路には関係ないですからね。このIC自体も旧世代の雑音の大きな設計ですから変えてしまうのが無難です。

2ユニット入りを使うならせっかくなので信号なり電源なりのバッファに使うと良いでしょう。出力のバッファも略せるのでオペアンプ一つで事足ります。もちろん凝ったトーン回路にするのも有りです。

可変抵抗

  • 100kA・・・3個

なんか男気を感じますよね。変にカーブを使い分けないあたり。

その他ケースやツマミ、スイッチ類を買い忘れないようにしましょう。

基板レイアウト

こちらが回路図です。

ElectroSmash - ProCo Rat Analysis
Pro Co Rat Schematic, Power Supply Stage, Clipper Amplifier, Voltage Gain, Low/High Pass Filtering, LM308 Op-Amp Selection, Diode Clipping, Tone Control, Output...
http://effectslayouts.blogspot.com/2014/12/proco-rat-1986-version.html?m=1

ざっと見たところだとこのレイアウトが良さそうですね。

ただ毎度のように自分でレイアウトを考えた方が良いです。

しかも回路図通りのレイアウトなのでこれだとちゃんと出力されないです。

これで作ったことがある方、多分音量小さいなと感じたはずです。

多分オペアンプを使った回路の中では1番簡単な部類なので、レイアウトを考える練習には持ってこいだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

設計ミスがあると言われると作る気にならないかもしれませんが、一応製作記事の方は出ている回路図に沿って紹介する記事という事にしているのでご容赦ください(;^ω^)

多分回路を解析した人がミスしたのでは、と思われる部分もちらほらあります。

実機の方は大丈夫だとは思いますが、定かではないので当てにしないようお願いします。

最後まで読んでくださってありがとうございました( ^ω^)

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コメント

  1. アバター 神保町太郎 より:

    いつも新しい記事はまだかまだかと心待ちにしている熱烈なプラムファン(敬称略)です.新しい記事,ありがとうございます.

    やっぱりこれもR4とR5の先はGNDに落としてるんですねぇ.ここを4.5Vにつなぐ(バイアスかける)かGNDに落とすかの差がさっぱりわからないなぁ…

    それにしてもRATってオペアンプ一個しか使ってないんですね,知りませんでした.ディストーションペダルってあまり詳しくないので,また勉強になりました.いつもありがとうございます.

    • ぷらむ ぷらむ より:

      いつもご覧いただきありがとうございます^^*
      ファンが付くような者では無いと思っていたので少々困惑してしまいますね。

      さて以前に続く内容ですが、基本的にその部分は接地すべき箇所ではあります。
      ただ一部例外的に、そこをVbに繋ぐと電源オンオフ時のノイズが減ることがあります。ただVbに繋ぐ時のデメリットも無視できるという条件の中で使える手法で、これに関してはVbに繋いだ時、帰還回路で何が起こるかを考える必要があります。
      アンプ回路の参考書に負帰還回路、正帰還回路について解説してある項目があれば近い内容が書かれているかもしれません。

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