【製作】JIM DUNLOP Q-ZONEの自作

エンベロープフィルターの依頼が入ったので、ついでにエンベロープフィルターの基本的な回路のQ-ZONEの自作について紹介していきます。

かなり安く作れてしまうので半ワウが欲しい、という事なら自作をお勧めします。

必要なパーツ

●抵抗

  • 100R…1個
  • 1.5k…1個
  • 2.2k…1個
  • 4.7k…1個
  • 6.8k…1個
  • 10k…3個
  • 15k…1個
  • 20k…1個
  • 47k…2個
  • 1M…3個
  • 3.9M…1個
  • 4.7k…1個 LED保護抵抗

■コンデンサ

  • 270p…1個 セラミック
  • 0.001μ…2個 フィルム
  • 0.0033μ…1個
  • 0.01μ…1個
  • 0.033μ…1個
  • 0.1μ…1個
  • 0.33μ…1個 フィルム
  • 1μ…1個 電解
  • 4.7μ…1個 電解
  • 330μ…1個 電解

0.001μ~0.33μはフィルムです。

▲IC

  • TL072…1個
  • TL074…1個

TL074はTL072が2つ繋がったようなICです。TL072を2つ使ってもいいんですが、TL074を使えばICが2つで済む上に電源の数も減らせるので同じICを多く使う場合はこういったクワッドオペアンプを用いると良いです。

★ダイオード

  • 1N4007…1個

これはいつもの逆電圧防止用なので最後の数字は7でも1でも何でもいいです。回路図には書いていないですが、逆接続が心配ならつけておくと安心です。

◆可変抵抗

  • 500kB…Volume
  • 500kB…Peak
  • 10kB…Q-ZONE
  • 500k…トリマー

その他LED、ダイキャストケース、ツマミ、ジャック類等忘れず買っておきましょう。

基板レイアウト

Blank Generation DIY QZ-1 Q-Zone
和製Jacksonの失われた15年・・・その間に錆び付いたのは 弦だけではなかったみたい。。

レイアウトはこの方しかユニバーサル基板で作っていませんでした。ただGNDが一周しているので改良が必要です。

海外のサイトにストリップボードのレイアウトがありますが、いつも言っているようにストリップボードは配線を無駄に引き回すのでノイズも乗りやすくオーディオには適しません。

内部のトリマーですが、これはPeakツマミの500kBと並列になっているのでよくあるトリマーを外出しにするのはあまり意味が無いかなと思います。

このトリマーはPeakツマミの調整精度を調節するような意味合いが強いので実際のところあまり弄ることは無いようにも思います。

1/500+1/500=250kΩ

なので250kの範囲で抵抗値を調節しています。

どうせ外出しにするならどちらも500kなので1軸2連の500kB可変抵抗にすると穴開けの数が少なくて済みますね。

あとは270pのセラミックコンデンサはなるべくオペアンプの近くに配置しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

クライベイビーってかなり大きくて半ワウで使うには如何せん場所を取ります。そんな時にはエンベロープフィルターという手もあるので作ってみてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました(^▽^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました