前回からしばらく期間が空いてしまって、リンク切れを起こしていることも多々あるので、改めてまとめておこうと思います。
通販サイトは、おそらく一番利用しやすく使う人も多いであろう、Amazonでまとめています。
私自身、今までいろんな工具を買ってきましたが、これはあったほうがいいな、これは思ったより使わなかったなというような経験があります。
同じ工具でも、こて先などは種類によって、使いやすい、使いにくいということがあります。
どれを買うべきか、この記事だけで分かるよう心がけて書きたいと思います。
おすすめな工具
はんだごて・こて先
はんだごてと言うと、白光とgootが有名で、この2メーカーから選ぶことになります。
ホームセンターや百均で売っている安価なはんだごては、小手先の種類が少なく、またパワーも低いため、使いにくいです。
自作初心者こそ良い工具を使わないと、ハンダがなかなか溶けなくてコテを長く当てすぎてしまったために部品を壊したりと、あとから苦しい思いをすることになります。
おすすめは、白光の温度調節機能付きはんだごてです。
Amazonでも、安いものを除けば売上1位のロングセラー商品です。
gootにも似た製品はあるんですが、若干高いです。
温度調節機能付きはんだごては、自作初心者から、使い勝手にこだわらなければ上級者まで、長い間使えます。安価なものを買っても、結局使い勝手が悪くて買い替えてしまうのは、誰しも経験があることです。最初からそこそこ良いものをおすすめします。
なお、自作を続けられるか自信がない、学生だから少しでも節約したい、という方にはgootのはんだごてが、パワーもそこそこ、小手先の種類も豊富で使いやすいです。コスパはこれが最強なので、私もサブで一つ持っています。
70Wのハイパワーなこてもあるんですが、温度調節機能付きと値段に大差はありません。W数も同等です。
それと、はんだごての小手先は斜めに切ってあるものがおすすめです。大抵尖った小手先が標準装備されているんですが、実用では斜め切りのものが使いやすいので主流です。販売でも斜め切りが標準になるといいのですが。
サイズは色々あるんですが、1C~2Cのものが使いやすいかなと思います。幅広く使える2Cのリンクを貼っておきます。
白光の温度調節機能付きのもの。
gootの温度調節機能付きは、最初から2Cが付いているようです。
gootのコスパがいい方はこちらです。
次に、自作上級者の方向けのはんだごてです。これは、ほぼ一生電子工作をするだとか、仕事でも使うといった人向けです。実際に、企業の製造部門でも使われているのを目にします。
こちらもメーカーは白光かgootの二択なんですが、私が使っているのはgootのはんだごてです。
ステーション型というやつですね。加熱速度もべらぼうに早く、ステーションで一回電源を取っているので、コテまでのケーブルが細く、取り回しに優れています。普通のはんだごてだと、コンセントに直挿しなので、どうしてもケーブルが太く安定しません。
なぜ白光ではないかなんですが、逆張りではなくて、gootのはんだごては、電源を入れて小手先が熱くなっている途中でも、ワンタッチで小手先の交換が出来ます。これが素晴らしい。
しかし、私の知っている企業ではなぜか白光が使われがちです。中国の怪しいパクリ製品もなぜか白光をコピー(品質は悪い)しがちです。
Amazonでの入手性もあまりよろしくないようなので、ステーション型ならgootがおすすめです。
gootの換えの小手先です。
私がよく使うのは、通常のはんだ付けと、表面実装用のこの2本です。他にも、IC用や大型の小手先なんかもあるので、好みのこて先を探してみてください。
こて台
もし付属していないなら、別で買う必要があります。
コスパの良い台は白光ですね。
400円ぐらいの台もあるんですが、軽くて危険なのでおすすめは出来ません。安かろう悪かろうです。
ワンランク上のコテ台には、コテ先クリーナーが付属していて、作りも良いです。スポンジだと水を取ってくるのが面倒なので、クリーナーはおすすめです。ちなみに純正でなくとも、安いスチールウールで代用が効きます。
白光のもの。
gootのもの。少し高いですが、安定性が高く未だに使っています。
スチールウールは研磨などにも使えて、便利です。燃やすと鉄の酸化反応の観察にも使えます。

消耗品
はんだや、吸い取り線などのことですね。
まずはハンダから。太さは0.8~1.0mmが使いやすいです。おすすめは0.8mm。

音響用やケスター4なんちゃらなどというものは必要ありません。普通の共晶はんだでいいんです。いえ、共晶はんだがいいんです。
しかし、円安の影響か、戦争の影響なのか、値段が高くなっていますね。驚きの値段です。
試しに数台作る程度なら、こちらで足りそうです。
次ははんだ吸い取り線。
プラスチックケースに入っただけのものもあるんですが、巻いたまま使うとケースの端が溶けてしまいます。
とはいえ、パワーの小さいはんだごてだと、巻いた吸い取り線に熱を奪われて、なかなか吸い取れないので切って使うことがほとんどです。
安いですし、こちらを使って困ることはありません。太さはお好みで。太いとなかなか溶けません。
フラックスです。必須ではないですが、あると大きな端子でのはんだ付けが楽です。表面実装部品を使う際は必須です。ハケで塗るタイプよりは、ペーストタイプが使いやすいです。
錫メッキ線です。配線用で必須です。音質のために太い銅線を使いました、などと謳うメーカーもありますが、全くの無意味です。普通の錫メッキ線でいいんです。いえ、錫メッキ線がいいんです。
配線材です。こちらも必須です。音質のためにクライオ処理をしました、単線のみで作りました、などと謳うメーカーもあるんですが、全くの無意味です。普通の撚った耐熱ビニル絶縁電線でいいんです。いえ、耐熱ビニル絶縁電線がいいんです。
エアダスター。個人的には必須ですが、少し自作する程度ならいらないかもしれません。
接点洗浄剤。プラグやジャックの磨き上げにおすすめです。無闇に復活剤を吹きかける風潮は、どうにかならないものかなと思ってしまいます。
はんだ吸い取り器
自作系のサイトでは、吸い取り線までの紹介だったり、吸い取り器はあればいいぐらいというぐらいの紹介がされているんですが、ほぼ必須かなと思います。
吸い取り線は平面での吸い取りがしやすいだけで(表面実装では多用します)、基本的に自作ではスルーホールのユニバーサル基板です。
部品を取り付けた状態で吸い取るとなると、吸い取り線では周囲と干渉して扱いづらく、またスイッチなどの大きい端子にはんだ付けした状態では、熱が逃げてしまってぐちゃぐちゃになります。
自分はミスしない、という自信がある方も、自作中にミスして通販で注文して数日待っている間に自作熱が冷めてしまった、ということにならないよう、購入をおすすめします。
gootから手頃な価格の製品が出ています。
ジャンク修理が趣味の方などは、ワンランク上のエンジニアの吸い取り器を使っていることが多い気がします。
私が使っているものはこちら。おすすめです。
今度は白光です。しかし、もう扱っていないようですね。なぜgootではないのか、確か理由があったんですが忘れました。
まぁ買うならgootしかないようなので、こちらを選ぶしかなさそうです。
手動で十分と思うかもしれませんが、吸い取り器自体が熱源で、しかも吸い取り線という熱を逃がすものがないので、非常にはんだが溶けやすく、吸い取りも一瞬なので非常に扱いやすいです。
両手が塞がらないのも非常に良いです。はんだごてを別で当てる必要もないので、狭い箇所でも一瞬で吸い取れます。
QOLが上がるので(生活の質という意味なんですが、自作する人からすればほぼQOLといって差し支えない)、ステーション型のはんだごてと、電動吸い取り器どちらか一方を選ぶなら、圧倒的に電動吸い取り器をおすすめします。
一度使うと、もう戻れないのでそこだけ注意点です。
それと、使っているとそこそこノズルが詰まります。掃除用の棒もあるんですが、小さめのノズルだと入らないことがあります。
1mmのドリルビットか、後ほど紹介するピンバイスで貫通させるために買っておいた方がいいです。
ニッパー、ラジオペンチ、その他小物工具
ニッパーはエンジニア製のこちら。私も使っているもので、刃が細いので扱いやすいです。しかし刃こぼれしやすいので、太めの銅線を切るときは別でニッパーを用意しましょう。
安く済ませたいなら、こちらでも悪くないと思います。ホームセンターで売っているような普通のニッパーは扱いにくいです。

ラジオペンチは有名なフジ矢のものです。先端が曲がっているタイプが慣れているので使っています。
曲がっていないタイプもあります。
安いものだとこの辺りでしょうか。
ニッパーは刃こぼれなどありますが、ラジオペンチは大切に使えば一生ものかと思います。安いものは先端の精度が悪かったり、ギザ付きの製品が多いです。
ニッパーやラジオペンチは、車の整備用といった大型のものもヒットするので、サイズ感は確認した方がいいです。
ワイヤストリッパーも必須です。ニッパーやカッターでは被覆を傷つけるので買っておきましょう。
定番はHOZANです。
安いですが、SK11製も悪くないと思います。
ストリッパーもサイズを見ずに買うと、電工用だったり、圧着工具だった、なんてことになるので商品画像はしっかり見ておきましょう。
ドライバー
買い集めると高いので、このような精密ドライバーセットが良いと思います。品質はいまいちですが、これがあれば大抵のネジは回せます。
電動は楽です。これも吸い取り器に似たようなもので、一度使うと手放せない工具です。
普通サイズの電動ドライバーは、いろんなメーカーから出ているんですが、VESSELが一番使いやすかったです。
定規系
定番のシンワ製JIS一級定規です。穴あけ用など、使える場面は多いので必須ですね。使う用で2本、無くす用で1本買っておきましょう。
ノギスもあると便利です。私が使っているのはこれですが、KTC製でデジタルなのでちょっと高めですね。
安価なものだと、精度や作り的にアナログのシンワ製がいいかと思います。大学の実験などでも多用される製品です。
マイクロメーターは必要ないですかね。
その他
ナットなどを回す用で必須です。六角は買い揃えると高くなるので、最初は安価なモンキーレンチで良いかなと思います。
ピンバイスです。必須ではないですが、PCBにリードを挿す穴を開けたり、吸い取り器のつまり直し用など、あると便利です。
金切り鋏です。こんなものいるのか、と思うと思うんですが、案外便利でした。シールドも一発で切断出来ますし、金属加工などでは大いに役立ちます。
電子工作用マットです。必須ではないですが、あると机を傷つけずに済みますし、部品を置くスペースがあるのでネジなどを無くしにくくなるので、おすすめです。
ステップドリル。穴あけ加工をするなら必須です。2本セットならこれが売れていました。
センターポンチ。同様に、穴あけ加工で必須になります。
念の為、ドリルビットのセットも貼っておきます。
リーマーも、インチサイズの部品なことも少なくないので、ほぼ必須です。
逆作用ピンセット。個人的にはクリップなどより使いやすく、ほしい工具です。2本持っています。
HOZANのものもあります。高精度版は表面実装で多用します。
普通のピンセットはあまり使いませんが、無いよりはいいですかね。

マイクロスコープ。表面実装基板を扱うなら必須かなと思います。最近片目の視力が極端に落ちてしまって、なかなか厳しくなってきました。
スマホで使うなら無線になるかと思います。
有線なら少し安いですが、PCが必要そうです。
一応、基板を見る用の顕微鏡もあるんですが、普通の人だとなかなか手が出しにくい価格ですし、このぐらいでも結構使えます。
ハンドニブラー。金属加工や、薄い金属シャーシ加工などでは欲しい工具です。金切り鋏だと曲がってしまうんですが、これを使うとあまり曲がりません。
デカールスキージー。デカールを貼り付ける工具です。

文字やイラストを入れたい時に、このようなデカールを使うことがあるんですが、デカールの縁を目立たせないようにするには、ケースの天面全体に貼り付けることになります。

ピンセットや筆だけでは綺麗に仕上げるのが難しく、こういった専用工具があると楽に仕上げられます。
Amazonでは取り扱いがなかったんですが、デカールフィクサーという補助製品もあると便利です。
電動工具など
穴あけ加工に必須です。手持ちできるドリルだと、RYOBIが定番かなと思います。私も1台持っています。
一応安い製品もあるんですが、鉄鋼何ミリか書いてないですし、品質もいまいちなようです。
上級者関係なく、できれば穴あけにはボール盤を使いたいです。やはり手持ちタイプだとかなり大変で疲れます。
SK11製はロングセラーで、安価ですが品質もそこそこ良いです。
有名なメーカーだと、マキタ、HOZANあたりになるかと思います。
私が使っているのはHOZANのフライス盤ですが、ここまでは必要ないかなと思います。
丸ノコも基板加工用に持っているんですが、今の時代業者に発注をかけたほうが簡単です。木工やプラスチック、アクリルの加工に使えるのであると便利ではあります。
塗装する時に表面にやすりがけする用に、サンダーがあると楽ですが、紙やすりでも不足はないです。
安価なものだとこちらです。
ヒートガン。収縮チューブなどで使うので、欲しくなる工具です。
しかし、構造的にというか、ほぼドライヤーなので、表面実装部品のリフローなどはとても出来ません。
リワークステーションというのが必要になるんですが、ちょっと高めです。ちなみに値段が安いものと、このぐらいの価格帯では使い勝手がかなり違っていて、安いものだといくら当ててもハンダが溶けません。時間との勝負なので、リワークステーションだけは少し高めのものがおすすめです。
レーザー彫刻機。あるとかなり製作の幅が広がるんですが、高めです。プリント基板の試作にも使えますし、最近は家庭用でも金属に彫刻できる機種も出てきているようです。
私は近所の大学で一台数億円のレーザー加工機を借りていたんですが、やはりそういった機材は業務用だと企業でも手が出しにくいもので、借用はよくあることです。頼み込むと使わせてもらえるかもしれません。
3Dプリンター。これもやや高価ですが、あると便利です。最近はこのぐらいの価格帯でも良いものが手に入りやすくなってきました。はんだリールや、固定具など、ちょっとしたケースも作れたり、専用の小物を作れるのが利点です。3DCADはちょっと練習が必要です。

ハンディクリーナー。リード部品を使うと大量にゴミが出てしまうので、あると便利ではあります。Ankerぐらいのものを買っておくと安心だと思います。
テスターなど
Amazonで手に入るものだとのあたりが良いと思います。おすすめはSANWA。
コンデンサやトランジスタが測定できるこちらも、使っている方は多いです。しかし、精度が悪いので大体の把握や、トランジスタのピンを見分けるようとして使うのをおすすめします。
オシロスコープなど
初心者関係なく、できれば持っていてほしいものです。自分用に音色を追求するというような、中級者以上の方なら所有を強くすすめます。
安価なものではこちらが人気ですが、精度など不安があるのであまりおすすめはしません。
この機種もレビューがちょっと不安です。
おすすめはハンディタイプのこちら。取り回しがよく、最近は固定機種よりよく使っています。

固定機種はこちら。
中国製がほとんどなので不安に思う方がいるかもしれませんが、近年の測定機器産業は技術、コスパ共に中国製が有利です。
私の岩通のアナログオシロも当時の販売価格で確か100万円ぐらいしたんですが、インテリアになりつつあります。
2CH以上ある機種を選ぶと、後々活用できるようになった時便利です。
ファンクションジェネレーター。信号発生装置です。
安物ですが、無いよりは良いですかね。動作確認や測定時に一定の信号が必要になると、かなり便利な機器です。
実験用だとこのぐらいの価格になってしまいます。
直流安定化電源装置
自作キットは卒業して、自作でオリジナルの回路を設計したい、となると必須です。
安価なのでおすすめは出来ませんが、直流安定化電源は中国の謎技術でそこそこ使えてしまう印象があります。
Amazonで手に入るものだと、このぐらいの価格帯なら安心して使えそうです。
菊水はAmazonだと取り扱いがちょっと悪いですね。私は古い菊水のものを使っています。
キムワイプ
一番重要なものを忘れていました。
キムワイプです。
ちなみにキムワイプはなんぞや、というと、実験を扱う理系ではおなじみのキムワイプです。
公式サイトです。
要は、紙の粉が出ない拭き取り用の紙ですね。実験器具に拭き取りでゴミがついてしまうと、実験結果に影響を及ぼすので、キムワイプが必要というわけです。
大学や研究機関などでは確実に置いてある一品です。職場で切らすとその場で上司からクビを言い渡されることもあるとかなんとか。大学だと単位取り消しです。
まぁ冗談なのですが、それぐらい親しまれている製品ということです。
初めてキムワイプを知った方もいるかと思いますので、一応2箱からのスタートパックも置いておきます。
ちなみに、キムタオルという製品もあります。
おすすめです。
あとがき
結構な量になってしまいました。
改めて、自作は工具的なハードルがあるのだなと感じてしまいます。
自作キットについて、結構ほしいという声があったのはこのせいかもしれないなと、実感しました。
紹介した工具については、一応身の回りをざっと見回して目に入ったものを書いたので、書き漏らしがあるかもしれません。
また気がついたら、都度更新しておこうと思います。
コメント
音響用よりも普通の共晶はんだや錫メッキ線、耐熱ビニル絶縁電線の方が性能が優れているというニュアンスに感じたのですが、どういった部分が優れているのでしょうか?
共晶はんだとは、名前の通り錫と鉛の比率によって融点と凝固点が同じとなる点を指します。近年共晶と謳っておきながら一桁を蔑ろにしている製品が多いと感じてしまいます。残念ながらAmazonでは完璧な共晶はんだがほとんど終売になってしまっていて、記事中でも紹介できていません。
理想的な共晶はんだならば、融点が低く部品を傷めにくい、結晶の析出が少ないため鉛フリーはんだより数十年後の信頼性は格段に高い、適切なはんだ付けならば不純物層が生まれないため音質面でも最良、などとよいこと尽くめなんですが、米国と欧州の過剰な鉛忌避によって電子産業界は不自由を強いられています。
音響用だから劣っているのではなく(銀入りなどとしているものは明確に劣ります)、必要な要件を満たせば商品名は何でも構わないんですが、音響用に付加価値を置いてぼったくりをするメーカーも多いため、自作派の方へ向けて啓発の意味を込めています。
gootから音響用はんだとして出されている商品がありますが、錫と鉛の比率は60:40と、完璧な共晶はんだではありません。その他音響用とされているものも、ほとんど60:40ですので、失格。Amazon以外の電子部品店も確認しましたが、共晶はんだはほとんど売られていません。
耐熱ビニル絶縁電線も大手のメーカーから出ているものならば、屈曲耐性や耐熱性の面で優秀です。音響用とされている方が魅力的に見えるかもしれませんが、性能面で選ばれ続けてきた実績がある商品であることがほとんどです。
錫メッキ線は、それで必要十分かつ、最適だからです。Valvebreakerの解析記事でも記述したように、太い銅線を採用しているせいで、はんだ付けが上手くいっていません。有名なメーカーがそういった方法を採用してしまうと、自作初心者の方が真似てしまって、ライブ中の事故に繋がります。そういったトラブルを避ける意味で、濡れ性が高く、酸化、発錆しにくい錫メッキ線で問題ないということです。錫メッキ線も中身は銅線なんですが、なぜメッキを剥がして使ってしまうのか、不思議です。