【定番】初心者向け 3PDTフットスイッチの配線図

配線図集

2IN1の配線図を紹介する前に3PDT記事にしろよ、と言われそうなので記事にしました。

サムネにしてあるので配線図だけ見たい方はこれ以上スクロールする必要はありません。

今回は配線図の他に初心者の方に向けて3PDTスイッチの仕組みについても紹介しようと思います。

配線図

これが配線図です。

斜めに配線が飛んでいたりとスイッチの仕組みについて知らないと何がどうなっているのか分かりませんよね。

とりあえずトゥルーバイパスならこの通りに配線すれば大丈夫です。

電子式スイッチにも応用できるのでお試しあれ…

3PDTスイッチの仕組み

スイッチ全般に言えることですが、一般的なスイッチは1つの入力を2方向のどちらかと繋がって導通させるというものです。

画像はスイッチ切り替えで導通している部分を赤枠で囲んであります。

追っていくと分かりますが上手いこと切り替わっています。

3PDTスイッチは1回路2接点切り替えのトグルスイッチが3個合体して、一度の切り替えで3つ同時に切り替えできるもの、ということになります。

トゥルーバイパスの場合信号線のON/OFF切り替えで2回路を使って、残り1回路でLEDのON/OFFをしています。

バッファードバイパスだと2回路でLEDと信号のON/OFFを同時にやっています。LEDのGNDと信号のGNDを共用しているので出来る、ということですね。

バッファードバイパスについてはまた別記事でまとめます。

ちなみに3PDTスイッチをトゥルーバイパスとして使うなら金メッキ必須です。

以前にも何かの記事で書いたと思いますが、機械式スイッチはどれも125V/6Aというような性能のものが殆どです。

小電流用のスイッチとなると秋月ぐらいでしか扱っていません。

つまりギターのような超微弱な電流はそんな定格の大きい機械式スイッチは適さない、という事です。

一時期トゥルーバイパス信仰が流行りましたが、正直接点部分でかなり信号が劣化しているのに何を聞いてそんなことを言っているんだろうと思っていました。

バッファードバイパスはダメ、というのも同時に流行りましたがギター信号が汎用オペアンプを用いたバッファ回路を100個経由したとしても人の耳では聴き分けられません。

という事からせめて接点部は酸化、摩耗しないよう金メッキを使いたいわけです。

ベテランな方はBOSS程複雑な電子式スイッチでなくともFET一石の簡易的な電子式スイッチや、バッファードバイパスにすると良いでしょう。

とは言えシールドやパッチケーブルのプラグ部も接点ですし、言い出すとキリがないです。重要なのはこまめに手入れをすることと、たくさんエフェクターを使うならスイッチャーを導入するといった方法も考えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

多分自作する上で一番よく使う配線なので参考にしてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました(^▽^)/

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コメント

  1. アバター HT より:

    入力からGNDに抵抗を入れた時…
    入力の最初にあるGNDに抜けていく1Mなどの抵抗のことでしょうか。

    どのような質問にもお答え頂き、とても勉強になります。
    プラムさんのような方が身近にいたらなぁと思う次第です。
    私の腕はなかなか成長しませんが、ぷらむさんの発信を見続けて根気強く続けていきたいと思います。
    なんの力にもなりませんが、応援していますのでこれからもよろしくお願いします。

    • ぷらむ ぷらむ より:

      私自身ずぼらな性格ですのでこうしてコメント頂けるとブログを続ける励みになりますので有難く思います。
      ぜひ自作を楽しんでください^^*

  2. アバター HT より:

    度々ご教示頂き本当にありがとうございます。
    基板にはんだ付けして再度試してみたところ、ノイズ音量がかなり小さくなりました。
    ブレッドボードの接触不良だったのかもしれません。
    ご教示頂いたおかげで原因が絞り込めました。本当にありがとうございます。

    トゥルーバイパスの切替ノイズですが、ゼロにすることはできないと聞いたことがあります。
    このゼロにはできないが最小のノイズ音量というのは、基板のINとOUTを直接繋いだ状態でスイッチ切替をした時に出る音量が最小と考えてよろしいのでしょうか。

    また、インプットジャックが電源を兼ねる仕組みについて調べてみました。
    シールドを刺した時に電池のマイナスがGNDにつながるということなんですね。だからその抜差しの際に前段の機器に電圧がかかると。
    この対策としては、インプット側もモノラルジャックにすれば良いということでよろしいのでしょうか。(アダプタ専用になってしまうので、電池を使う場合はこの状態で別途スイッチを付けてON/OFF切替をする)

    • ぷらむ ぷらむ より:

      トゥルーバイパスの回路では入力からGNDに抵抗を入れた時の切り替えノイズが最小となってしまいます。

      仰る通りステレオジャックを用いる必要は無いのでモノラルジャックで良いという事になります。
      バッテリーの消耗を無くしたい場合別途電源スイッチを設ける必要がありますね。

  3. アバター HT より:

    詳細にご教示頂きありがとうございます。
    とても勉強になります。

    スイッチのインプットをショートさせるというのはつまり、ブログ画像にあるようにインプットを2箇所橋渡しに繋ぐということでしょうか?
    私の場合、アダプタ給電のみで電池は使わないのですが、その場合でも電源スイッチの仕組みによるノイズは発生しているのでしょうか。

    質問ばかりですみません。
    でも心が折れそうだったので助言を頂き本当に助かっています。
    改めて基板を作ってみて確認してみます。

  4. アバター HT より:

    フィルムコンデンサに替えてみます!

    情報を出さずに聞いてしまい申し訳ございません。
    MXRのmicroampを使ってみようと思っています。
    回路図は下記サイトを参考にしました。
    https://www.electrosmash.com/mxr-microamp
    ただ、記載のオペアンプがなかったので、4558DDで代用してます。
    それに伴い入力の抵抗2つも1Mに替えています。
    考えてもらっているのに、この変更が悪いだけだったらすみません。

    また、現在はブレッドボード上で試しています。
    いろいろ試したらノイズの音量が小さくなった!と思ったら翌日戻ってたというよくわからない状況で、もしかしたら接触が悪いとかなのかもしれません。

    プラムさんに聞いて良いレベルではなかったかもしれないと反省しています。
    相談に乗っていただきありがとうございます。

    • ぷらむ ぷらむ より:

      些細な疑問であれ解決したいと思うのは良いことです。
      さて、まず4558DDへの差し替えは良い手段です。実機に使われているTL061では正常に動作せず、4558よりノイズレベルも一桁上です。原回路に使われているオペアンプはFET入力のもので、入力インピーダンスをやたら高くすることで低雑音化を図っていますが、4558では1MΩで大丈夫です。
      考えられるポップノイズの原因ですが、フットスイッチによる切り替えをインプット側とアウトプット側両方で行うのではなく、アウトプット側のみで行うようにしてみてください。インプット側の接点切り替えをショートさせるだけなので簡単に出来ます。
      その次に考えられるのは前述した通り、インプットジャックで電源スイッチを兼ねている仕組みです。僅かな接触不良で無視できないノイズが出るのでこれは根本的に欠陥があり、添付されたURLのような回路にはせず電源スイッチは別で設けるか、常に電源が入る状態で作ってみてください。
      あとは初歩的な問題ですが、ブレッドボード故の接触不良も考えられます。ノイズの音量が小さくなったというのも気になる点です。
      さして複雑な回路ではないので回路の修正もしやすく。基板だけでも組んでみて最終的な状態を確認されるとよろしいかと思います。

  5. アバター HT より:

    すみません、先程のコンデンサですが1μFではなく0.1μFでした。訂正致します。

    • ぷらむ ぷらむ より:

      一応機種名をお知らせいただいても差し支えないでしょうか?回路の不具合の原因は多岐に渡る上、他のミスも見つかる可能性があります。
      タンタルコンデンサで漏れ電流が問題になることは無いですが、極性がある故の不具合も考えられます。入力のカップリングコンデンサは一般的なフィルムコンデンサが一番高性能になるので変えてみると良いですね。

  6. アバター HT より:

    ご教示ありがとうございます。
    現状ON OFFどちらもノイズが出るのですが、ONにした時の方が大きな音がします。
    エフェクトのOUTを移動させてどこからポップノイズが発生するのか確かめたところ、入力の初めのカップリングコンデンサ(タンタルコンデンサ:1μF)の後から発生していることがわかりました。
    ここをフィルムコンデンサに替えてみたりもしたのですが、変化はありませんでした。
    これはぷらむさんが仰っていたコンデンサの選定ミスというものなのでしょうか。

  7. アバター HT より:

    助言頂きありがとうございます。
    抵抗を替えても変わりありませんでした。
    何かそれ以前の他の要因なのかなと思い始めてきました。
    もう一度配線など見直してみようと思います。

    • ぷらむ ぷらむ より:

      他にスイッチ単体では故障または不具合が考えられますが、おそらくこちらの可能性は無いでしょう。
      となると配線ミス、もしくは回路の問題(後者の方が可能性が高いような気がします)が考えられます。原因は多岐にわたりますが、例えばスイッチングノイズではなくエフェクト回路自体の電位差によるノイズ。この場合コンデンサの選択ミスによる漏れ電流などが挙げられます。
      エフェクトオン、オフでのポップノイズ音量の差についても重要で、どちらの回路がノイズの原因になっているか判断できます。
      バイパス時にポップノイズが出るなら10MΩ程の高抵抗を使う事も。
      もう一つはインプットジャックで電源スイッチを兼ねているか否か。もし兼ねているようでしたらインプットジャックのGNDピンに接地するようにして常に電源が入る状態にしてみると改善する可能性があります。

  8. アバター HT より:

    いつも勉強させて頂いております。
    ブログを拝見したのをきっかけに自作を始めた者です。
    スイッチに関連した内容で、もし可能であればご教示いただけませんでしょうか。
    トゥルーバイパスのスイッチON OFFの際のノイズ(ポップノイズ?)に苦慮しております。
    ゼロにはできないのは承知しておりますが、明らかに大きな音が出てしまうので頭を抱えております。
    エフェクトIN直後にGNDに抜けるよう1Mの抵抗を入れているのですが、入れる前と変化がありません。
    このノイズを軽減するには、スイッチの配線をどう配置するかも関わってくるのでしょうか。
    現状ぷらむさまの配置とは異なる配線をしているため、気になった次第です。
    ご回答頂ければ幸いです。
    よろしくお願い致します。

    • ぷらむ ぷらむ より:

      コメントありがとうございます。このブログを元に自作を始めてくださったとは嬉しい限りです。
      さて、スイッチについての配線ですが、トゥルーバイパスで1Mを入れる前と入れた後で変化が無いのは少々不可解ですね。
      スイッチから基板に繋がるラインに1Mが入っている事を確認済みでしたら1Mではなく2.2Mを入れてみて再度変化を見てみると良いかと思います。

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